2025年1月23日
当金庫取引先企業の経営者および後継者で組織する異業種交流組織「せいしんビジネスクラブ(SBC)」は、1月20日(月)にホテルグランヒルズ静岡にて、「令和7年 せいしんビジネスクラブ 新春講演会・新年会」を開催いたしました。
今年度は、新春講演会に179名、新年会に142名の会員が参加されました。せいしんビジネスクラブの大塚会長からは、「中小企業を取り巻く環境は、物価高騰や人材不足など様々な問題がある。当クラブは、経営研究会や運営事業を通じてビジネスのヒントを得ていただく場であると同時に、異業種交流の場でもあるので会員同士で様々な情報交換をしていただき、自社の事業に活かして欲しい。これからも魅力ある事業を企画・運営していきたい。」と今年の抱負を語っていただきました。
新春講演会では、経済アナリストの馬渕磨理子氏を講師に迎え、「日本経済の行方と中小企業が取るべき戦略」をテーマにご講演いただきました。馬渕氏は、『現在の日本経済は、成長軌道に乗れるか否かの重要な局面にある。令和7年は貿易収支の黒字転換、企業業績10%の成長見通しなど、更に良化する兆しがあるため、中小企業も含めて継続的な賃上げを行い、デフレ脱却を確実にする必要がある。また、企業経営に必要な視点の一つとして「リスク管理」がある。災害時の復旧手順だけでなく、自社のリスクを把握する意味でも「事業継続力強化計画(簡易版BCP)」の活用が有効である。補助金の優先採択や企業競争力の向上に加えて、従業員の意識改革といった効果も期待できる』と話されました。
新年会では、会員同士が積極的に歓談する姿が見られ、大変盛り上がった交流会となりました。
大塚SBC会長のご挨拶
当金庫 佐藤理事長挨拶
馬渕氏のご講演
以上