地元食材を使ったスイーツが金賞受賞！
「せいしん」がその懸け橋に
営業担当と経営相談部の中小企業診断士が一緒になって、課題解決のお手伝いを行った「経営相談」の実例をご紹介します。
花村 優一
2006年入庫。国際関係学部卒。入庫後、４店舗で営業係・融資係を経験。その後、営業推進部勤務を経て、現職。
モットーは「今の自分にできることを、精一杯やる」。その熱意のある提案や行動から、お客さまからの信頼は厚い。
後藤 文哉
2014年入庫。経営学部卒。2018年中小企業診断士の資格を取得。現在は、経営相談部経営相談課に所属し、営業店担当者と共に取引先の課題解決に向けたアドバイスやサポートをしている。
Case２：有限会社シューマン様
平成8年に創業し、洋菓子の製造・販売を行う「シューマン」。静岡市駿河区高松に店舗を構え、地元を中心に多くのお客さまから愛されています。
シューマンといえば、サクサクの生地に濃厚なカスタードクリームがぎっしり詰まった「シュークリーム」が有名です。多い日には、1日1,000個を売り上げるヒット商品です。その他にも、食感の異なるバームクーヘンや季節ごとに販売されるアントルメ（生菓子）は魅力にあふれています。安心で安全、お客さまが笑顔になる商品は、多くのお客さまの心を掴んで離しません。
今回は有限会社シューマン 代表取締役社長の園田幸司様に、せいしんの印象や今までのエピソードなどについてお話しいただきました。
地元食材の新商品を広めたい！
社長の「おいしいスイーツ」を求める姿勢と、せいしんの支援がタッグを組んだ！
その頃私は、静岡産のいちごやみかんを使ったバームクーヘンの開発に取り組んでいました。より多くの人に知ってもらいたいと考えていた時、せいしんさんの営業担当が来てくれたので話してみたところ、新商品PRに活用できる補助金があるとのこと。この補助金の申請の際には、経営相談部の後藤さんに書類作成支援など、お力添えいただきました。
おかげで、販促チラシやパッケージデザイン（箱）の作成費用の一部を補助金で賄うことができ、新商品の存在をお客さまに広くＰＲすることができました。信用金庫がここまでやってくれるとは正直驚きましたし、せいしんさんに相談して本当に良かったと思いました。
取組みが認められ、金賞受賞！
静岡県産の最高級抹茶を使用した創作スイーツが金賞を受賞。
これまでにないスイーツが出来上がった！
この取組みが、静岡県産の食材を使用した商品を多数開発するきっかけになりました。静岡県産の最高級抹茶を練り込んだクッキーに、当店自慢の濃厚なベークドチーズをサンドした、こだわりの創作スイーツ「ど抹茶チーズサンド」は、せいしんさんのサポートを得て静岡県が選出する「ふじのくに新商品セレクション2018」に応募したところ金賞を受賞できました。
「おいしいスイーツ」を常に求めてきた結果であると同時に、せいしんさんのアドバイスのおかげで金賞受賞につながったと思います。
アットホームな店舗とブランド確立で、社員のやる気もアップ！
金賞受賞が、静岡県のＰＲ誌やホームページに取り上げられることで、販路拡大や認知度向上につながりました。その後も静岡県産の食材を使った新商品開発にチャレンジするなど、従業員の技術や意欲が向上し、社内の活性化にも繋がっています。
これからも地元食材を使用した季節限定商品など、今後「シューマン」の顔となる商品開発にも着手していきたいと考えています。また、創業以来大切にしてきたアットホームな店舗と地域に密着したキャンペーンを継続し、シューマンブランドの確立を目指していきます。社員のやる気もますます上がっていくのではないかなと思います。
「せいしんさんの提案にはワクワクがあるよ」
せいしんさんは、信頼のおけるビジネスパートナーとして、資金面の相談はもとより、様々な相談に乗ってくれます。担当の花村さんには、日常の会話の中から、当社の経営課題や悩みなどを汲み取った対応をしていただき本当に感謝しております。また、せいしんさんからのご提案にはいつもワクワクする要素がたくさんあり、常に前向きに事業を行うことができております。
今では当社に欠かせないビジネスパートナーであり、今後も末永くお付き合いいただきたいと思います。
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